【大幅更新】【ACLのストレートインを一枠失うと、天皇杯決勝で負けたチームが一月半ばに公式戦をする話】


AFCテクニカルランキングが更新されました。
http://www.the-afc.com/uploads/afc/files/afc_ma_rankings_03062016.pdf

算出方法はかなりめんどくさいので、こちらの記事を参照してください。
(使ってる数字が古いので、今回のランキングとは若干の差異があります。
jalanjalansepakbola.hatenadiary.com

注目すべきは日本と中国の差。

この数字が、2016年11月末の時点(つまり2017年ACL抽選会の直前)で、中国に逆転されると、日本はACLストレートイン(現状三枠)を一つ失うことになります。

ご存じの通り、日本から出場のチームは全て敗退しており、中国のチームが二つ残ってます。やばい。これはやばい。
jalanjalansepakbola.hatenadiary.com
この記事にポイントシミュレーターがありますが、山東か上海かどちらかが準決勝へ、という展開になるとあっさり逆転されます。
(ポイント算出には代表の成績(FIFAポイント)も30%含まれますので、今後のワールドカップ最終予選の展開では中国がポイントを下げる可能性もありますが、日本が現状維持できる保証もありません)

失うだけならまだいいのですが、問題は時期と相手。

2015年2月17日、2016年2月9日とチョンブリを相手に柏とFC東京がそれぞれプレイオフをやりましたが、失った一枠はここを押し下げ、プレイオフ予選二回戦からの出場となります。

2017年のACL予定
http://www.the-afc.com/uploads/afc/files/afc_competitions_calendar_2017.pdf

2017年1月24日 プレイオフ予選一回戦
2017年1月31日 プレイオフ予選二回戦 ←J1三位はここから出場
2017年2月7日 プレイオフ ←J1二位はここから出場
(※天皇杯優勝と被った場合は順位が一つずつ下がります。

元日の天皇杯決勝に負けて、1/31に公式戦とかオフはどうすんだよ、と思いますが、恐怖はこれだけではありません。
もし、ランクを中国から取り返せず、大会方式も変更なければ、

2018年ACLの予定(これは多分承認されてないので最終決定ではない)
http://www.the-afc.com/uploads/afc/files/afc_competitions_calendar_2018.pdf

2018年1月16日 プレイオフ予選一回戦
2018年1月23日 プレイオフ予選二回戦 ←J1三位はここから出場
2018年1月30日 プレイオフ ←J1二位はここから出場

ワールドカップロシア大会と、イスラムの断食月の関係でカレンダーががっつり二ヶ月空いてます。
元日の天皇杯決勝から何日空くのか、カレンダーを見るにさえ恐怖を感じます。








次に対戦相手。
2015年、2016年は以下の手順によりグループステージを決定しております。

以下は、「大会方式に変更がなく」「中国が日本を最終的にポイントを上回る」場合の予想です。
他に何通りか予想はありますが、数を多く挙げてもアレなので、もっとも効率の良い方法をAFCが採用するだろう、という読みも含めてのミネ月の「個人的な予想」。

2016年11月のAFC MAランキングが、韓国、中国、日本、豪州の順であれば、


この2パターンのいずれかになると予想します。

・香港がヴェトナムを抜いてストレートインはほぼ確定
・出場が確定しているチームはチーム名
・タイと香港の位置が悩ましかったのですが、プレイオフの山(下記との兼ね合いでこっちに賭けます)

で、ここまでやっちゃうと、実はプレイオフの山も予想できます。(2015年、2016年は抽選をやっていない)

※日本二位三位逆でした。後で修正します


パターン1の場合。

Jリーグ年間二位(チャンピオンシップ決勝敗退)は、おそらく三年連続でタイのチームと。
Jリーグ年間三位は、ヴェトナムかマレーシアの勝者とやって、中国超級三位のチーム(恐ろしいことに今の順位だと上海上港)とアウェイで対戦になります。

パターン2の場合。

Jリーグ年間二位は変わらず。
Jリーグ年間三位は同じく、ヴェトナムかマレーシアの勝者とやって、アウェイで韓国のチームと対戦。

いやー東アジア二位って優遇されてたんですねー(しろめ
天皇杯の日程、そろそろ本気で考えないといろいろやばいのでは…?