親善試合:フィリピン v インドネシア

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Philippines 2 - 2 Indonesia Laporan Pertandingan - Goal.com

フィリピン 2(0-0,2-2)2 インドネシア
2012.06.05 マニラ Rizal Memorial Stadium

前回のスズキカップ準優勝のインドネシアとベスト4のフィリピンの対戦。今年のスズキカップの方向性を占うに十分な試合。

の、はずが、相変わらずインドネシアはリーグ分裂問題でISLの選手を招集できず、国際レベルの選手はオクト・ムニアニとこの日背番号10を背負ったイルファンくらい。

序盤、インドネシアが何となく攻めて、フィリピンがコンパクトな守備からカウンターでシュートまで、というシーンが続く。
更に、フィリピン#3が強烈なロングスロウを持っており、度々インドネシアゴールに迫るもナカナカゴールには至らない。

結果的に前半のシュート数1で終わったインドネシアの最大のチャンスは前半終了寸前。カウンターから抜け出したイルファンがペナの中で倒されるがノーファウル。ビデオで見ても非常に難しい判定。

そして0-0で前半終了。

後半頭からインドネシアは選手を替えてきて、徐々に攻勢に出る。
そしてカウンターから先制。
これでインドネシアがペースを握れるか?と思うも、インドネシアDFの不用意なドリブルからボールを失い、すぐさま追いつかれる。この辺りのほにゃらら感は相変わらずか。

後半も半分辺り、試合がバタバタとしてきた辺りにイルファンがカウンターで追加点。まだまだプレイが不安定なイルファンだが、こういう流れるようなボールコントロールとドリブルは流石。

幾らなんでもこのまま終わるだろ?と思ったら、両チームのベンチから控え選手、スタッフが出て乱闘寸前に。

フィリピンの選手がファウルで倒れた際に、イルファンを蹴って、イルファンが激昂。
最終的にイルファンとフィリピンの選手二人にレッドカード。素直に報復を受けて相手の退場を引き出すような強かさはまだイルファンにはまだまだか。

9人対10人となるも、フィリピンが攻勢に。CK、ロングスロウが続き、後半AT(何だかんだで5分)にフィリピンが押し込んで同点に。そして試合終了。

フィリピンは一時期の不調を抜け出した感。スズキカップに向けて課題が見えたか。一方のインドネシアはかなりの重症とみた。このままIPLの選手だけでスズキカップに臨むのか、何とか仲直りできるのか。根が深いだけに何ともかんとも。