JFAリフレッシュ研修会(SBSカップ)に参加してきました。

どうも管理人・ミネ月です。
この度、ブログを引っ越すことにしまして最初の記事です。ホントは「アイドルマスター」で書きかけていたのですが、どうにもまとまらず、今回参加したSBSカップの研修をまとめたいのでこれが一番最初になりました。

ご存じの方もご存じでない方もいらっしゃると思いますが、ミネ月は日本サッカー協会(以下JFA)の公認C級指導員資格を持っております。
公認指導員制度に関しては、指導者 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会辺りを読んで頂ければ良く分かるのですが、簡単に説明します。
JFA公認指導員は取得が簡単で指導対象年齢が下の順から、
キッズリーダー・D級・C級・B級・A級・S級となっております。S級は文字通りスペシャルで、いわゆるJリーグの監督(J2/J2は確実。J3は?)には必須の資格(日本代表監督も、とする資料ありますがこれは嘘)です。ミネ月の様に個人で簡単に取得できるのはC級までで、それ以上は県やJリーグチームの推薦が必要となります。

で、この資格なんですが、一度取ったら永久不滅という訳ではなく、S級は二年、A・B・C級は四年単位で特定の研修を受けて更新する必要があります。(D級以下は不要)
具体的にはポイント制度で、全てのクラスが40ポイントを獲得する必要があります。研修はJFAだったり地域だったり県が様々な形で提供しています。
今回、ミネ月はJFASBSカップ(毎年八月に静岡で行われる国際招待試合)の研修に参加してきました。
SBSカップ研修は2010・2013に続き三回目でした。それぞれ内容が違っていて非常に参加して良かったと思える研修でした。中でも、今年は特に内容が濃い体験でした。

JFAのこういった研修は「オープンマインド」をキーワードにしています。今回は受講者間でのディスカッションの機会が三回あり、どれも正解はなく、発表グループ毎に違った視点が有り、非常に勉強になりました。

さて、研修を時系列でまとめると
まず、8/16(土)12:00に草薙陸上競技場内の会議室に集合。時期が時期なので東名の渋滞が心配でしたが、快適な同中でした。
毎年参加に元Jリーグの選手がいてサプライズなのですが、今回は元ベルマーレの野口さんが参加でした。
JFAの指導者養成サブダイレクターの須藤茂光さんがメイン講師。須藤さんはレポートなどは拝見したことはありますが、講師としてお会いするのは初めてでした。非常に素晴らしい講師でした。

最初は大会に参加している、U-19日本代表監督・鈴木政一さんの講義。主に鈴木さんがどんなチーム作りを考えていて、そのために選手にはどういう要求をしてるか、というお話でした。鈴木さんは昨年も講師をされたので、話が被る部分はありましたが、逆に軸はブレてないという部分を再確認しました。時折紹介される、ジュビロ磐田監督時代の話はなるほどなあ、と思いました。

そして、最初のグループディスカッション。テーマは2014ブラジルワールドカップ
1)大会ではどんなサッカーが行われたか
2)今後はどういう方向に進んでいくか
3)日本はどう進むべきか
という内容で話し合います。ディスカッションの時間は30分ほどで自己紹介も満足にできずにディスカッション、ミネ月のようにほとんど試合を見てない人間もいて、どーなのよ?と最初は思いましたが、時間は短いなりにそこで結果を出すのも重要だなあ、と各グループの発表を見て思いました。

初日はそれを各チーム発表して終了。須藤さんはどんどん参加者の質問を引き出していました。中にはプレゼン担当者が困るような質問もありましたが、どのグループも違った視点がありあっと言う間に終わった印象です。

二日目は、翌日8/17(日)9:30にお隣の体育館会議室に集合。これがエアコンが無く、送風機・扇風機全開で参加者の皆さんは相当きつかったみたいです。ミネ月はエアコンが苦手なのでエアコンで寒いより全然平気でしたが。

午前は指導現場における暴力根絶に関するディスカッション。
初日とグループメンバーを変え、
1)なぜ指導現場で暴力が起こるのか
2)どうすれば暴力を無くせる
で、二つのディスカッションを行いました。
ミネ月のグループは非常に良いディスカッションができまして、特に2)の発表ではプレゼン担当のアドリブも含めて、ピカイチの内容だったのではないかと(勝手に)自負しております。

最初に、「手が出そうになっても我慢しないと」という意見が出たのですが、「そもそも指導の場で手を出すという選択肢が頭に浮かぶのがおかしい」という方向で本当に良い議論ができました。
参加されたグループメンバーとJFA及び須藤さんには大感謝です。

不肖・ミネ月、今後の指導では絶対に暴力をしないことを誓います。

暑さもあって皆さん結構燃え尽きながら昼飯(弁当)。ここでもグループの方や須藤さんと面白い会話ができました。
午後の最初は、SBSカップ参加チームの特徴の紹介。
そして、U-19日本代表vU-19韓国代表、静岡ユースvU-19コロンビア代表の二試合をスタンドで観戦して解散、でした。

一人で見るんのではなく、複数人で会話しながら見るように、という指示があり、参加者でああだこうだ言いながらの観戦。これも楽しく勉強になりました。最後は静岡からの参加者三人で、「静岡はここが駄目」という方向になってしまいましたが。