日本は何処までアジアなのか?〜日本のUEFA入りを真剣に考えてみる〜
稚拙ですが、持論をまとめてみました。一読頂ければ幸いです。
日本のサッカーの強化で最も効果的なものは?と、問われたら、僕は迷わず、
日本のUEFA加盟と答えます。(まあ、ゴトタケ先生のぱくりなんですが)
そんなこと、実現できる訳がない。
それで終わらせるのは簡単です。
では、本当に実現不可能なのでしょうか?
- 常時20~30人の日本人が欧州の強豪クラブのレギュラーとなる
- パリやフランクフルトを準ホームとして、そこで公式戦を行う
こうすれば、できなくは無いし、そもそも距離と時差のハンデを負いながら、日本で公式戦をするのが無駄な気がします。
それ本気で言ってる?
できるできないだけなら、かなり難しいし、デメリットもあるでしょう。
それでも、
そのくらいの発想の革命がなければ日本は強化できないんじゃないの?
という思いがあるのです。
全少は8人制になりました。プリンスリーグは全国規模に拡大されました。
他にできることはあるんじゃないの?
常に僕は自分に問いかけています。
「アジア好きを自称しておいてアジアを見捨てるのか」
「日本にはアジアの盟主としての責任があるんじゃないのか」
「国内リーグはどうするのか、ユース世代はどうするのか」
アジアの底上げは必要です。指導者の派遣やアカデミーの創設など必要でしょう。しかし、バルセロナやその他欧州の強豪チームは既にアジアにネットワークを作っています。
育成年代の充実。周辺国との競合。それは必要なことです。でも、欧州の国々は100年前からそれを実現しているのです。
小野さんがよくおっしゃっているのですが、
日本は間違いなくレベルアップしている。しかし、欧州・南米のトップクラスはもっと早いスピードで進化しているのです。
現状に満足していたら、日本は取り残されるのではないだろうか?そんな恐怖が僕にはあるのです。
そこで、UEFA入り論です。無理かも知れません。でも、自分で上限を設定したら、それを突き抜けることはできないのです。
僕は自分が生きているうちに、日本代表にワールドカップで優勝して欲しいと願っています。それはとてもとても難しくて困難な道のりです。
繰り返しますが、UEFA論はアウトプットでなく、プロセスの一部なのです。
そういう発想が大事なんじゃないのか?と思うのです。