【ジャカルタ開催確定】2018FC東京ジャカルタ遠征ガイド【改2改】



          • ここから追記

全面更新したかったのですが、いろいろアレなのでリンクを貼ってお茶を濁す感じで。
ここ最近、ジャカルタでの出入国でのトラブル(露骨に金銭を要求される)が昔みたいに増えてきたという話があがっております。
お金を払って済ませてしまったほうが楽なパターンもあるのですが、入国時のスタンプ(一年前の日付になっていて、入国した瞬間に不法滞在とか、スタンプの捺印がそもそもなかったり)は気を抜かずに入国審査直後は気をつけてください。

2018年最新!インドネシアの出入国カードと税関申告書の書き方 | ジャパネシア
日本人が短期で観光に行くのはノービザでおっけーです。入国審査直前に到着ビザ(当然有料)の窓口がありますが気にせずスルーで。

【注意】空港イミグレーションでの入国スタンプ無しトラブルが多数報告されています。(2016.04.29) • FPC Indonesia
手口というかアレはパターン化されてますので、出発前にあれこれ読んでおくことをお勧めします。

ジャカルタでの安心安全なタクシーの選び方
ブルーバードタクシーが安心ですが、偽者もありますのでご注意を。

ターンテーブルなどで、職員っぽい人が親切そうに荷物を運んでくれたりしますが、最終的には高額なチップを要求されますので、入国しても気は抜かないように!

          • ここまで追記

www.goal.com
大本営発表。

◆安全

外務省 海外安全ホームページ|ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル
「たびレジ」の登録は済んでいるのか……

国内に限らず、誰も安全なんか保障してくれません。自分の身は自分で守りましょう。

◆開催地

Live Streaming Press Conference Pertandingan FC Tokyo vs Bhayangkara FC - YouTube
ジャカルタのスタジアムで確定。

◆地図


目印を記入してます。

東西の線が(実際のルートとは違いますが)、空港から市内への電車。
南北の線が、専用のレーンを持つトランスジャカルタ(バス)。(トランスジャカルタ - Wikipedia
スタジアムの前にバス停があるので便利といえば便利。

Androidなら、(google mapと別の)マイマップアプリを使えばみれるはずです。iOSは200円くらい必要だった気がするけど知らん。
編集権限欲しい方は連絡ください。

◆空港

国内(バリ島経由とか)とか国際線(日本から直行か、KLとかバンコク経由)でもほぼここに着きます、スカルノハッタ国際空港。
通称(というか例のコードだと)CGK。シャルルドゴール感あるけど、CGK。あとでも出てくるけど、インドネシアでは頭文字三文字で略したがるので結構目にします。ジャカルタ空港と言いつつ、ジャカルタにはありません。地図だと橙印ね。

日本からだと(まあ二週間以内とかパスポートの残り半年以上とかありますが)、ノービザで行けます。日本も一時期到着ビザが必要だったんですが、今は不要です。他の国は(イミグレの前の)到着ビザに並んでますけど、日本人は不要ですので、スルーしてイミグレへ。

入国審査、一時はすごい行列でアレだったんですが、最近は捗る感じです。ルール的には帰りのチケットは必ずしも必要ではありませんが、結構チェックされます。ミネ月は今年、船でマレーシアへ移動の予定で入国しましたが、かなりしつこく聞かれました。念のために取っておいたKLに飛ぶエアアジアの予約があったので、それを見せて解決しました。
結構、これで別部屋につれて行かれて現金で解決ってのが増えてるらしいので、万が一帰りの便を確定せずに入国する場合も、KL行きの便(エアアジアなら3000円くらい)を抑えておいたほうがいいんじゃないでしょうか。

空港は着時間にもよりますが、基本的にごちゃごちゃしています。なんか制服っぽい服を着た人が荷物を運びたがりますが、あとでチップを請求されるので荷物は他人に触らせないほうが良いでしょう。

入国審査で一年前の日付のスタンプを押して、入国した瞬間に不法滞在で別室へ、というのが一時期あり、だいぶ減ったと思っていたのですが、最近になってまた復活してきたようです。スタンプ無しなど含めて、入国時にはパスポートのスタンプを確認しましょう。

◆空港からの脱出

ジャカルタ開催に決まりましたので、電車一本の情報で。
2017年12月末に待望の空港線が開通しました。

スカイトレイン、26日から1日20時間運行に - NNA ASIA・インドネシア・運輸・倉庫
1月2日から正式運用開始。市内BNI City駅まで70000ルピア(約600円)


空港周辺の概略図。T1/T2/T3のスカイトレインの途中に空港駅があるんじゃないかな。(要確認)

タクシーだと1500円くらいで行けます。(ブルーバードタクシー推奨)
ただし、渋滞がありますので、空港からスタジアムに直行の場合、かなり余裕を持たないとやばい可能性あります。

https://reservation.railink.co.id/
空港→市内の電車は予約できる、メダンの空港と同じで券売機は現金使えないらしい。メダンは係員のいる窓口で現金使えるらしいけど、ジャカルタのは不明。
まあ予約して飛んだほうがいいんじゃないかな。
(ジャカルタ→SHIAがスカルノハッタインターナショナルエアポートね)

◆通信(SIMフリー前提だぞ)

入国して、SIM屋さんが何軒かありますが、出発前にインドネシアで使えるSIMを買ったほうが良いです。

8日で4G。別にこれそのものじゃなくてもいいし、amazonで「インドネシア SIM」で検索したら沢山出てきます。これだと日本で開通してから飛べるので気楽。電話できないけどまあしないじゃん。

  • 電話要るか?
  • 経由地でも使えるか?
  • 単価

など用途に合わせて選べばいいんじゃないかな。なお、インドネシアでブルーバードタクシーが呼べるアプリ、Go-Jek(2017年インドネシアリーグ1/2のスポンサーですね)を使うためには電話番号(というかSMS)の認証が要ります。
呼んでも結局確認で電話かかってくるから、まあアレだ。

◆ジャカルタ市内概略


GBK開催なら、割と半径の小さい中に納まります。観光したかったらガイドブックを買え。

◆インドネシア語

世界一簡単な言語ということになっていますが、初見だと少々厳しい。ジャカルタはインドネシア中から人が集まり、通じないときはとことん通じないのでご注意を。

○○ホテル、××通りとかはメモに書いて見せたほうが早いす。基本アルファベット26文字は英語と同じ。
スマホの地図を見せるという手もありますが、あっちの人は基本、地図が読めない(ことになっている)ので、地域とか通りの名前で押したほうが良いと思います。

◆対戦相手

突然インドネシアサッカー史に現れた(ように見える)、バヤンカラFC、なかなか奇妙な経歴のチームですのであとで詳しく書く予定。

◆夜と酒

ジャカルタなら普通に飲めます。(断食と重ならない限り)
ジャカルタ南のブロックMがガイドブックにも書いてある歓楽街です。買い物も捗るよ。

◆金

現地通貨はルピア。空港で大抵の通貨は両替できる。
10,000ルピアが約83円。あっちだと、10.000,00(一万と小数点以下二桁)みたいな表示になるので注意。
10,000円替えるとだいたい120万ルピア。10万ルピア札あるけど、ないときは50000ルピア札になるのでホントに札束くる。
いろいろ不安がある人は、羽田/成田か経由地の空港である程度(ある程度な)替えておいて(レートの話はしてない)空港では換金しないほうが吉かも。
ジャカルタ市内だとパサラヤとか大きなデパートで換金できる。あとATMはそこらじゅうにある。
あと大きなホテルとかレストランは大抵カード使える。

◆試合の経緯

liga-indonesia.id
FC東京とヴェルディとセットで、(おそらくあと1クラブ巻き込んで2017年バンコクと同じ形式で)Persijaに話をしたけど、Persijaが断った。

何で断ったかと言うと、

www.goal.com
1月中旬~2月中旬にかけて、リーグ1開幕前のカップ戦があるから。

バヤンカラも当然このカップ戦(大統領杯)に参加します。だだ被りなんですが…。


2018FC東京ジャカルタ遠征ガイド

最大の難関だった、空港からの脱出が楽になりそうです。


追記。聞かれたら答えるんで聞いて。(なげやり

www.jleague.jp
来年はジャカルタだそうです。

ジャカルタ、まあ一回行ったことあれば、土地勘とか渋滞とか金銭感覚とか分かるんですが、まあサッカー観戦に特化したやつを。

◆空港

国内(バリ島経由とか)とか国際線(日本から直行か、KLとかバンコク経由)でも一箇所にしか着きません、スカルノハッタ国際空港。
通称(というか例のコードだと)CGK。シャルルドゴール感あるけど、CGK。あとでも出てくるけど、インドネシアでは頭文字三文字で略したがるので結構目にします。
ジャカルタ空港と言いつつ、ジャカルタにはありません。地図だと橙印ね。

日本からだと(まあ二週間以内とかパスポートの残り半年以上とかありますが)、ノービザで行けます。日本も一時期到着ビザが必要だったんですが、今は不要です。他の国は(イミグレの前の)到着ビザに並んでますけど、日本人は不要ですので、スルーしてイミグレへ。

入国審査、一時はすごい行列でアレだったんですが、最近は捗る感じです。ルール的には帰りのチケットは必ずしも必要ではありませんが、結構チェックされます。ミネ月は今年、船でインドネシア→マレーシアの予定で入国しましたが、かなりしつこく聞かれました。念のため、KLに飛ぶエアアジアの予約があったので、それを見せて解決しました。
結構、これで別部屋につれて行かれて現金で解決ってのが増えてるらしいので、万が一帰りの便を確定せずに入国する場合も、KL行きの便(エアアジアなら3000円くらい)を抑えておいたほうがいいんじゃないでしょうか。

空港は着時間にもよりますが、基本的にごちゃごちゃしています。なんか制服っぽい服を着た人が荷物を運びたがりますが、あとでチップを請求されるので荷物は他人に触らせないほうが良いでしょう。

◆空港からの脱出

直接スタジアムに行くか、ホテルに向かうかで差が出ますが、今年の10月、ブカシのパトリオットスタジアム(後述)に直接タクシーで行きましたが、23万ルピア(≒2000円くらい)でした。複数人のグループならタクシー乗ったほうが早いです。

インドネシアでタクシーと言えば、ブルーバード(bluebird)タクシー一択。上位のシルバーバードとかもあるんですが、とにかく青い車体のブルーバードタクシー乗れば間違いないす。見た目そっくりな偽者もいますのでご注意。

で、先払いのタクシーだったりバスもあるんですが、これはガイドブックかwebサイトで調べて自分の要求にあったものを選べばいいす。

ただし、基本的に車移動(地下鉄的なものがない)で、ジャカルタは常に渋滞してますので、試合の二時間前に着いて、タクシーで移動とか、大抵うまくいきません。

elshinta.com

なんとこのタイミングで空港から市内への電車のテスト運転開始。1/1にテスト終了とのこと。
Soekarno–Hatta Airport Rail Link - Wikipedia

www.nna.jp
1/1までのテスト運転後、1/2から正式運用だそうです。
スディルマン通りのStasiun BNI Cityまで(マンガライ駅まで計画はあるらしい)ですが、GBK開催なら近くまで、ブカシ開催だったとしても、Stasiun BNI Cityからマンガライ駅までタクシーで行って電車、でほぼ渋滞を回避できます。
正式運用後は片道70000ルピア。ん、ちょっと高えな。


◆通信

入国して、SIM屋さんが何軒かありますが、出発前にインドネシアで使えるSIMを買ったほうが良いです。

8日で4G。そこそこ早いしおすすめ。日本で開通してから飛べるので気楽。電話できないけどまあしないじゃん。

◆スタジアム

未定。ジャカルタということで、スナヤンのゲロラ・ブン・カルノ・スタジアム(通称GBK)が候補ですが、2018年アジア大会のメインスタジアム(ホントは親切のBMWスタジアムのはずなんですが)の改装も終わったらしく、候補ではあるんですが、どうもここではないのではという話。

の、場合は対戦相手のバヤンカラFCが基本ホームとして使ってた、パトリオットスタジアムが有力。
地図で見れば分かりますが、結構な都会で、ホテルも飯も充実してます。

チケットは今年のバンコク組に聞いたほうがいいかもだけど、インドネシア1部で1000円しねえからそんなもんじゃねえの。(追記)

◆移動

もしジャカルタに泊まって移動の場合は、KRLジャボタベックKRLジャボタベック - Wikipediaの終点がブカシ駅なので、渋滞を気にせずに移動できます。比較的時刻表通り運行されます。
(ので、これを使って試合後にジャカルタに移動するのも可能)
始発はジャカルタコタ駅ですが、マンガライ駅から複線化してるので、時と場合を使い分けて。(追記)

とにかく渋滞してます。東京よりでかい街が車であふれるので計算とかできません。早朝空港に行くくらいはまあ空いてますが。
陸路はとにかく計算できないので、計画は余裕あるほうがいいすよ。

◆インドネシア語

世界一簡単な言語ということになっていますが、初見だと少々厳しい。ジャカルタはインドネシア中から人が集まり、言葉の通じる通じないが激しいので、移動の先、

○○ホテルとか、
パトリオットスタジアム、ブカシとかはメモに書いて見せたほうが早いす。基本アルファベット26文字は英語と同じ。
スマホの地図を見せるという手もありますが、あっちの人は基本、地図が読めない(ことになっている)ので、地域とか通りの名前で押したほうが良いと思います。

◆対戦相手

突然インドネシアサッカー史に現れた(ように見える)、バヤンカラFC、あとで追記します。

Persijaの試合だとかんな感じでお祭りですが、バヤンカラは去年から今年にかけてホームをスラバヤからここに移したので、そんなに盛り上がらないというか、そもそもサポーターがいるのか怪しい。(追記)

www.goal.com

◆夜と酒(追記)

ジャカルタなら普通に飲めます。(断食と重ならない限り)
ジャカルタ南のブロックMがガイドブックにも書いてある繁華街です。買い物も捗るよ。

◆安全情報(追記)

安全なんかあると思うな、外務省の情報はちゃんと読んでおけ。
モナス辺りが一大観光地だが、いつも爆発してるぞ。(さらに追記)

◆金(追記)

一万円分の札束。

現地通貨はルピア。空港で大抵の通貨は両替できる。
10,000ルピアが約83円。あっちだと、10.000,00(一万と小数点以下二桁)みたいな表示になるので注意。
10,000円替えるとだいたい120万ルピア。10万ルピア札あるけど、ないときは50000ルピア札になるのでホントに札束くる。
いろいろ不安がある人は、羽田/成田か経由地の空港である程度(ある程度な)替えておいて(レートの話はしてない)空港では換金しないほうが吉かも。
ジャカルタ市内だとパサラヤとか大きなデパートで換金できる。あとATMはそこらじゅうにある。
あと大きなホテルとかレストランは大抵カード使える。

君は知って知っているか、インドネシアのちょう有名チェーン店カリフォルニアフライドチキンを。

◆試合の経緯

liga-indonesia.id
FC東京とヴェルディをセットでPersija(とあと1クラブ追加してバンコクでやった形式でおそらく)にJリーグ(たぶん)が申し込んだけど、Persija側が了承せず、替わりにジャカルタに近いバヤンカラが参加。(リーグ王者だしいいじゃん)

Ini Tuan Rumah Babak Penyisihan Grup Piala Presiden 2018 | Goal.com
2018年大統領杯(リーグ開幕前の1部クラブのみによるカップ戦)が1月中旬~2月中旬。
もろ被りなので、これでおそらくPersijaは降りた。
もちろん大統領杯にはバヤンカラも参加なので、どう調整するか。
4チームx5グループで、グループステージは、バンドゥン・スラバヤ・マラン・バリ・マカッサル。
決勝はジャカルタ(GBK)でやりたいけど未決定。

なるほどね。


我々は如何にしてACLストレートイン一枠を失ったのか。如何に挽回すべきか


blog.domesoccer.jp

既報通り、正式に発表されました。(えっJFAは把握してなかったの?という疑問はありますが)
何故こうなってしまったのか、今後どうすれば良いのかをまとめます。(たぶん長いです)

◆AFCランク

2016年まではAFCテクニカルランキングと呼ばれていました。AFC主催のクラブの国際大会でのポイントを70%、FIFAポイント(A代表の試合)を30%として合算したものです。日本はクラブではいまいちだったものの、代表のポイントでかろうじて東アジア二位を保てていました。

2017年からはAFC Club Competition Rankingとして、7:3だったクラブ:代表の比率が9:1に変わりました。今回、この新ランキングで代表での成績の優位性が低まり、中国に抜かれる結果となりました。
次回(おそらく2019年11月)の出場枠確定は、クラブ:代表の比率が10:0になります。

何故代表のポイントが低まり、そして外されるのか。中国の陰謀ではないか、という声もありますが、僕はこれは正しい姿だと思います。
理由としては、

  • ACLが手本としたUEFA CLはずっとクラブ100%であること
  • 本田選手や香川選手のワールドカップでの活躍が、AFCのクラブランキングに算入される奇異さ
  • (理事を買収したとかならアレですが)AFCの決定プロセスはスポンサーや1協会の意向が反映されるものではない

(そもそもAFCの公式スポンサーに中国企業が山ほどいるわけでもない)

です。じゃあ逆に今まで何で代表のポイントをわざわざ入れていたかと言うと、最新のAFCのランキングを見れば分かりますが、

AFC Club Competitions Ranking | AFC

クラブでのポイントがゼロ(つまり国際大会に参加できてない)の協会が多いのです。これを順位つけしようと思ったら代表の成績を加味するしかないのです。
で、今年(2017年)、ACL/AFCカッププレイオフ参加でもポイントを与え、AFCカップのフォーマットを大きく変え、今までクラブの実績がなかった(政治的な関係もありますが、主に金銭的に厳しかった)協会も参加しやすくなりました。
結果、北朝鮮・カンボジア・アフガニスタン・ブータン・スリランカがはじめてクラブポイントを得ました。(AFCカップに参加したモンゴルがポイントゼロだったのはAFCも計算外だったと思いますが、おそらくこれは出場ポイントという形で改正されると思います)
来年(2018年)は、棄権がなければ、台湾・マカオもAFCカップに参加します。
FIFAの制裁化だったり、ホントにお金がなかったり(=AFCライセンス取得できない)下位の協会は大変だと思いますが、アジアのクラブのランキングが、アジアのクラブの試合のみで決まっていくのは正しい姿だと思います。今はその姿に向かう途中なのだと思います。

◆AFCランクの更新年

これが今回、やられちゃったヤツなんですが、今までは、

2015年・2016年の出場枠→2014年11月に決定
2017年・2018年の出場枠→2016年11月に決定

でしたので、誰もが、

2019年・2020年の出場枠→2018年11月に決定

と思い込んでました(ミネ月も)。しかし、2016年にAFCからリリースされた、Entry Manual: AFC Club Competitions 2017-2020には、

2.3. In November 2017, the AFC shall publish the 2017 AFC Club Competitions Ranking.
2.3.1. The MAs ranked 1-12 in each geographic ranking (cf Article 4) are eligible to
participate in the ACL in the 2019 and 2020 seasons.

「2017年11月のランキングで2019年・2020年の出場枠を決める」
と「最初から」書かれていました。(いや誰もが2018年11月の誤記だろうと思い込んでいたのですが…)

何故更新年を一年ずらしたのか?推測というか東アジア視点(西はそもそもまともな競争になってない)になりますが、

ACLにストレートイン枠を持つ協会はAFCカップに参加できない、という規則がありますので、2015年・2016年のヴェトナムのように、晴れてACLにストレートインしたけど、何もできずにAFCカップに逆戻りという状態の改善も一因ではないかと思っています。
(まあACLストレートインとAFCカップ出場を認めれば済む話なんですが)

この状況で、未だクラブポイントを持たない協会には、2018年と2019年の公式戦に出ないとゼロだよ、という布石はできたことになります。

◆浦和が優勝したのに東アジア三位とは

2017年、浦和は1クラブとしては、優勝という形で最高の栄誉を得ました。
しかし、競うのは、日本から出場しているクラブの総計であり、2014-2017年の累計になります。

実は、2014-2017年の「クラブでの取得ポイントの累計」では、

日本:242.6
中国:230.9

と日本の方が上回っています。代表のポイントは当然日本が上ですので、トータルでは負けようがありません。
しかし、東アジア三位。

これは、「毎年のクラブポイントはグループステージに参加したクラブ数で割り平均を取る」というシステムのため、2017年の1クラブ当たりのポイントは、ガンバがプレイオフで勝った日本は4で割り、上海申花が負けた中国は3で割るということになります。

結果として、2014-2017のクラブポイントは

日本:61.6
中国:64.317

となります。これを超えるためには、あと四勝必要でした。あーあの試合勝ってればなあ、というのもありますが、これがガンバがJDTに負けていたら簡単にひっくり返せる数字です。因果応報(違うか)。人間万事塞翁が馬(いやこれも違う)。

◆次回の出場枠更新に向けて

ここは何も情報がないので、2019年11月にクラブ100%で決まる予想するしかないのですが、(そして消えぬACL秋春化の噂)2015-2018、クラブ100%でのランキングはこうなります。

順位 協会 100%ポイント クラブポイント ACL AFCカップ
1 中国 100 55.067 55.067 0
2 カタール 98.789 54.4 54.4 0
3 UAE 98.699 54.35 54.35 0
4 日本 86.441 47.6 47.6 0
5 韓国 86.168 47.45 47.45 0
6 サウジアラビア 78.723 43.35 43.35 0
7 イラン 73.456 40.45 40.45 0
8 豪州 49.758 27.4 27.4 0
9 タイ 47.306 26.05 26.05 0
10 タジキスタン 40.375 22.233 0 66.7

AFCカップのみで10位に入ってきたタジキスタンに胸が躍りますが、そこは置いといて、浦和の最後の一勝で僅かに韓国より上という状況からスタートです。最終的には2016-2019になり、2015年の数値はカットされますが、ここは日本も韓国もほぼ同じ、韓国のほうが僅かに大きいので気にしなくて良いでしょう。

◆つまり

3+1の2018年、2+2の2019年、韓国に離されずついていくことがストレート枠回復への一手になります。
(もちろん、プレイオフで負けるという魔の囁きもあるんですが)

◆ちなみに

2019年・2020年は2+2ですが、

2017年・2018年実績だとプレイオフから(一試合勝てばグループステージ)。
2015年・2016年実績だとプレイオフ(一試合勝てばグループステージ)とプレイオフ予選2(二試合勝てばグループステージ)。

ここはどうですかね、豪州次第(いや上の表だとタイが捲る可能性アリ)みたいな感じですかね。


2018-2020のACLの予定


週末にAFCが一気に更新しました。

http://res.cloudinary.com/deltatreafcprod/image/upload/r4hyi2gflrjbywllhgaq.pdf
http://res.cloudinary.com/deltatreafcprod/image/upload/gjzkjxyfnguzhjxcxv0d.pdf
http://res.cloudinary.com/deltatreafcprod/image/upload/voj7bxv5zol5hl3rxed9.pdf

2021年・2022年のカレンダーもありますが、ほぼ空白なので、2018-2020のみ抜粋。

(2017) 2018 2019 2020
ACL PS1 (1/24) 1/16 2/5 1/14
ACL PS2 1/31) 1/23 2/12 1/21
ACL PO (2/7) 1/30 2/19 1/28
GS MD1 (2/20-22) 2/12-14 3/4-6 2/10-12
GS MD2 (2/27-3/1) 2/19-21 3/11-13 2/17-19
GS MD3 (3/13-15) 3/5-7 4/8-10 3/2-4
GS MD4 (4/10-12) 3/12-14 4/22-24 4/6-8
GS MD5 (4/24-26) 4/2-4 5/6-8 4/20-22
GS MD6 (5/8-10) 4/16-18 5/20-22 5/4-6
R16-1 (5/22-24) 5/7-9 6/17-19 5/25-27
R16-2 (5/29-31) 5/14-16 6/24-26 6/15-17
QF-1 (8/21-23) 8/27-29 8/26-28 8/24-26
QF-2 (9/11-13) 9/17-19 9/16-18 9/14-16
SF-1 (9/25-27) 10/1-3 10/1-2 9/29-30
SF-2 (10/16-18) 10/22-24 10/22-23 10/20-21
FINAL-1 (11/18) 11/3 11/9 11/22
FINAL-2 (11/25) 11/10 11/24 11/29

2018年はワールドカップとイスラム断食月で丸々二ヶ月空いた分、前に来ましたが、2019年は1月にアジアカップがあり、少々後ろ気味に。で、2020年は特に大きなイベントはない(はず)ですが、結局2018年並になっております。(まあまだ暫定ですが)

  • 2018年・2019年はR16-1と2の間が一週間(2017年も同様。2020年は間に二週間)
  • 2019年11月がFIFA指定日が後半にきたので、FINAL-1と2の間に二週間

辺りですかね。どの年が楽とか厳しいとかはまあ考え方次第ですし、何よりもまあワールドカップがありますので、みたいな雰囲気ですが、カレンダーの標準化はやったほうがいい気もしますが、2021ACL秋春化も(カレンダーに明記されてないので)否定できない話ではありますが。

jalanjalansepakbola.hatenadiary.com

で、2019年・2020年のACLは日本からは2+2で決定済みです。
2016年・2017年実績だと2チームともプレイオフからスタートですが、2014年・2015年実績だと、四枠目はPS2から。
さてどうなりますかね。


2018年ACLのグループステージとプレイオフの組み合わせはこうなるよ


浦和の劇的(?)(見てない)な優勝で幕を閉じた2017年ACLですが、早くも12月6日に2018年大会の組み合わせ抽選が行われます。
相変わらず日本は元日にならないとすべて揃わない上に、今年はほかの国もどうも例年に比べ日程が後ろに行ってる気がします。

◆抽選のシステム

全部書くとめんどくさいので書きませんが、抽選といいつつ、ほぼ固定された二通りのどちらかの選択になります。
韓国or日本(東アジア一位二位)、抽選で引かれたほうがE組に入るだけなので、抽選会と言いつつ、二秒で終わります。

その二通りはこちら。

1,2はリーグ戦での順位、カップカップ戦(日本では天皇杯)勝者です。リーグでの出場枠とカップ戦での出場枠がダブるとめんどくさいので説明は省きます。
何でこんなに狭いのかというと、グループステージ内での同国対決回避(下記プレイオフもあり)のためこうなります。こうなってんだから仕方ないでしょ。はい次。

◆で、具体的にどうなるのか

韓国FAカップが終わり、天皇杯優勝以外は確定、


こうなってます。
韓国FAカップ決勝が、釜山v蔚山なので勝ったほうが、のはずですが、釜山は2017年は2部で、二位で終了したものの昇格プレイオフへ、そもそもクラブライセンスを持ってない状態なのでやや不明です。(もし釜山が勝って釜山NGの場合、準優勝の蔚山に出場権は渡らず、済州が一個上がり、プレイオフから水原が上がり、プレイオフには蔚山が回ります。ああめんどくせえ)
無難に蔚山が勝ちましたので問題解決。


◆プレイオフ

グループステージとは違い、こちらは完全固定です。

こうなります。基本的にやぐらの上のいるチームのホームです。

ですので、現状で言えば、
セレッソは2018/01/30にホームでムアントンユナイテッドとJDTの勝者と一発勝負を行うことになります。

なお、ヴェトナムVリーグ優勝のクアンナムにはユースの活動不十分で待った(NGの場合は二位のタインホアにライセンスがないのでハノイ?)、ミャンマーナショナルリーグ優勝のシャンユナイテッドにはそもそもライセンスがなかったりしますが、まあAFCのやることだしこんなもんでしょ。

天皇杯とのダブり

2017年J1三位はセレッソで確定してますので、天皇杯優勝が、

神戸→何も起こらず神戸がグループステージへ
セレッソ→プレイオフから自力でグループステージへ、四位(柏or磐田orマリノスがプレイオフへ)
マリノス→何も起こらずマリノスがグループステージへ
柏→何も起こらず柏がグループステージへ

となります。

出場チームの詳細はこちらを。
tassiy.jugem.cc

あと地味にストレートイン一枠減ります。
jalanjalansepakbola.hatenadiary.com


【我々は2019年・2020年のACLストレートイン一枠を「失ってしまった話」・確定版-改2】


※数字を最新にします(2017年ACL決勝後の最終的な数字にします)

http://www.the-afc.com/uploads/afc/files/entry_manual_entry_manual_for_afc_club_competitions_2017-2020_14092017.pdf

唯一となるソース、Entry Manual: AFC Club Competitions 2017-2020には、

2.3. In November 2017, the AFC shall publish the 2017 AFC Club Competitions Ranking.
2.3.1. The MAs ranked 1-12 in each geographic ranking (cf Article 4) are eligible to
participate in the ACL in the 2019 and 2020 seasons.

「2017年11月のランキングで2019年2020年のACL出場枠を決定する」

と書かれています。

November 2018の誤記じゃないか?という質問には、

という回答を頂きました。

11月の代表の試合と、ACL決勝2nd legの結果を反映させます。(つまり2017年11月の最終的な数字です)

韓国 7.055 + 80.424 = 87.479
中国 7.030 + 79.640 = 86.670
日本 7.807 + 75.657 = 83.464

よって、2019年・2020年のACLはストレートイン2+プレイオフ2に確定しました。
(ストレートインはJ1と天皇杯の優勝)


Jリーグタイトル童貞日数が一目で分かるやつ、2017年12月版


セレッソに続いて、川崎も脱童貞!

ナビスコ決勝(わかってる)でセレッソ大阪が初優勝、自身が持つ、J1最大童貞日数を8267日でストップ!
(現役童貞王福岡が抜くまで二年以上かかるんですが…)


条件は今までと変わらず、

最初の10チームは1992年ナビスコカップ初戦からカウント
1994年以降加入のチームはJ1(Div分割前はJリーグ)での初戦からカウント
J1(Jリーグ)年間タイトル、ナビスコカップ、天皇杯のいずれか優勝までの日数
タイトル童貞(ピンク色)は現在進行中
チーム名に「*」付きは脱童貞。棒グラフがチームカラーになるよ!