【で、2017年のACLの出場枠ってどうなるのよ?】-改


◆2017年のACLの出場枠って3+1じゃないの?

日本勢のACL出場枠は3+1現状維持 ハリルジャパンの頑張りが反映 : スポーツ報知

こういう無責任な記事がまかり通っている、生きづらい世の中ですが、2017年ACLの出場枠は確定していません。

AFC Competitions Committee decisions | AFC

AFC公式に書いてありますが、

The Competitions Committee was persuaded by the fact that only a small proportion of the West Zone AFC Champions League matches would be impacted. The Committee also agreed that the allocation for the AFC Champions League places for both the 2017 and 2018 seasons would be decided by the AFC MA ranking on November 30, 2016.

・ACLの出場枠の決定は11/30発表のAFC MAランキング
(つまり11月の代表の試合、ACL決勝も対象)
※そもそもアジアのランキングをしようっていうのに、ACL決勝が対象にならないのがおかしい
・今回のランキングで決まる枠は、2017年/2018年の二大会

が唯一の正しいソースです。

で。

じゃあ今のポイントがどうなっているかというと、

・ACL決勝の結果を含めない
(日本・中国・豪州は決勝に残っていないので、加点はないけど、ポイントリーダーの韓国が加点すると比例で三カ国ともポイントは減る。ただし微減なので最終順位には影響しない
・48ヶ月前、2012年11月のFIFAポイントを削除(つまり47ヶ月分)

したポイントは以下のようになります。(11/10のイランvパプアニューギニア、11/11の日本vオマーンは算入済み)

日本:52.310 + 21.329 = 73.639
中国:57.617 + 15.368 = 72.985
豪州:49.362 + 24.155 = 73.517

オマーン戦前は東アジア四位でしたが、11/11に中国・豪州が親善試合を組まなかったので、その試合のポイント(とアジアリーダーイランの加点による変動)で東アジア二位となりました。


◆なんで毎月毎月ピンチが来るの?

クラブ70%、代表30%というポイント制度のため、

・クラブポイントで圧倒的優位の中国はそもそも優位
・代表ポイントは48ヶ月前のポイントを切り落として、今月のポイントを加算する
→日本は前回ワールドカップ予選の貯金を食いつぶしている。中国はそもそも48ヶ月前の貯金がないので加点だけ当てにできる。
 豪州も切り落とされるのは同じだけど、アジアカップで預金がある。そもそも今回予選でまだ負けてない

クラブポイントで中国に劣り、代表ポイントで豪州に劣る日本は非常に中途半端な立ち位置にいます。
振り返れば、シンガポールに引き分け、UAEに負けたのが痛いと言えば痛いのですが、まあ済んだことを悔やんでいても仕方がありません。

◆じゃあどうすればいいの?

現時点(2016/11/10 10:55)では東アジア二位ですが、これは、11/15の試合で中国・豪州が勝てば再度四位に落ちる数字です。

東アジア二位を自力で確保するためには、

サウジアラビアに勝つ。

これが最大にして唯一の解です。


引き分けだと、イラン次第な部分もありますが、中国・豪州が勝ってもその上を行くのは、「サウジアラビアに勝った場合」のみです。

jalanjalansepakbola.hatenadiary.com
細かいシミュレーターはここにあります。

◆東アジア二位から転落したら

jalanjalansepakbola.hatenadiary.com

ストレートインは二枠となり、ACLプレイオフ予選二回戦からの出場となります。

2017年は2017/01/31
2018年は2018/01/23

が、試合予定日です。


いよいよ2017年ACLの出場枠が決まる


10月のワールドカップ予選、ACL準決勝が終わり、10月末のAFC MAランキングが確定しました。

日本:73.852
中国:72.635
豪州:73.126

ということで、「今現在(2016.10.20 14:45)」で、日本は東アジア二位即ち2017年2018年のACLのストレートイン枠を「3」維持しています。
一部報道では、10月で決まる、と書かれていますが、11月も対象です。

・11月のAマッチ
・ACLの決勝

が終わった11/30に発表されるランキングが最終決定となります。

※11月説のソース
AFC Competitions Committee decisions | AFC


で、そのシミュレーターです。

オンラインエクセルの挙動がいまいち分かってなのですが、わかる人だけ何とかしてください。
予想する、あるいは希望する勝ち/負け/引き分けに「1」を立ててください。

マクロは使ってないので、あれこれ警報が出ることはないと思いますが、エラー処理もしてないので入力を間違うと間違った答えがでます。

※Aマッチ認可されてないのか、単に間に合わなかったかでイラクvイランの加点が漏れていますが、とりあえずこのまま。

11/11イランvパプアニューギニアに決まったので修正済み


チョンブリv鹿島ダイジェスト映像


忘れてましたけど、タイホンダ戦もあげたことだし、書いておきます。


SHARKS CH EP.795 : ไฮไลท์ฉลามเปิดรังพ่ายกวางเขาเหล็ก 0-5

5-0で鹿島の勝ち。

チョンブリのスタメンはこれで、そんな手抜きメンバーって訳でもないです。


「2017 ACL」でぐぐってここに来たかたはこれを見れば大体解決すると思います。

2017年のACLの日本の出場枠。ビミョウです。
ポイントが増えたり減ったりするのは他の記事を参照して頂くとして大枠だけお伝えします。

◆確定しているストレートイン

2枠です。

  • J1優勝(チャンピオンシップ決勝勝者)
  • 天皇杯優勝

が、(日本がFIFAにBANでもされない限り)確定しています。


◆J1優勝チームが天皇杯に優勝したら?

J1優勝チームとしてACLに進みます。天皇杯の枠は天皇杯決勝敗者でなく、J1二位(チャンピオンシップ決勝敗者)が繰り上がります。

◆それより下は?

日本からの三番目は、

  • J1二位(チャンピオンシップ決勝敗者)

or

  • J1年間三位(J1優勝=天皇杯優勝 or J1二位=天皇杯優勝の場合)

になります。ここは今までACLストレートインですが、11月末のAFC MAポイントの東アジアの順序によって決まります。

東アジア二位の場合→ストレートイン(グループステージへ)
東アジア三位か四位の場合(三位も四位も同じ、五位になることはない)→ACLプレイオフへ

となります。プレイオフは今年去年とチョンブリが来日して、柏とFC東京とやった試合です。
2017年2月7日開催予定になっています。

◆では最後の一つは?

日本からの四番目は、

  • J1年間三位(年間です。チャンピオンシップでの勝ち負けは無関係です)

or

  • J1年間四位(J1優勝、準優勝、年間三位のどこかが天皇杯優勝した場合)

になります。
東アジア二位の場合→プレイオフへ
東アジア三位四位の場合→プレイオフ予選二回戦へ(ACLグループステージ進出には二回勝つ必要有り。プレイオフはアウェイ)

となります。プレイオフ予選二回戦は、2017年1月31日です。

天皇杯決勝で負けたチームが、プレイオフ予選二回戦と考えるだけでいろいろ寒いですね。

※追記

最終決定は11/30。
AFC Competitions Committee decisions | AFC

11/26のACL決勝2nd leg、11/24発表のFIFAランキングで決まります。

※追記2

上記リンク先にも書いてありますが、今回の出場枠の割り振りは2017年、2018年への適用となります。
2018年はプレイオフが何と1月。


【最新版】イラク戦、オーストラリア戦終わってのランキング





当面のライバルだった豪州と引き分け(引き分けた場合FIFAランク低い日本の方が加点が大きい)ので順位としては東アジア二位を維持。
この二試合でACL枠決まるという一部報道ありますが、11月の代表の試合と、ACLの準決勝、決勝も対象です。
ので、まだまだ予断は、という状況。


鹿島、バンコクでタイホンダと対戦【動画有り】


代表でリーグが休みの間に、鹿島がバンコクへ遠征。(リーグカップは敗退済)
今一つ目的が見えない感じですが、最初の親善試合は2-0でタイホンダ(今期は2部相当のdivision1。来期は1部に昇格)に勝ったみたいです。


SUPER FRIENDLY MATCH HONDA 0:2 KASHIMA ANTLERS 72 ANNIVERSARY STADIUM WED 5/10/2016

こんなメンバーだったらしく。


次は土曜日にチョンブリと試合するみたいです。


次のワールドカップ予選・イラク戦に勝っても東アジア四位に落ちる話・改二


ACL準決勝1st legが終わって数字が変わったので、記事を改二に改訂して、改は削除します。

AFC公式のランキングはこれです。
All Competitions | AFC

中国に抜かれ、豪州に僅差で迫られる状況です。
で、ACL準決勝ですが、全北 4-1 FCソウルで終了しました。
韓国同士の対決ですので、どうやっても韓国にポイントが入るのですが、これで韓国のポイントが上がり、

韓国:67.750 となります。これを70点として換算すると、

日本:53.469
中国:58.893
豪州:50.455

になります。(満点の韓国のみ点数を伸ばしたので、それ以外は相対的に下がる)

さて、10/6のワールドカップ予選

ウズベキスタンvイラン
中国vシリア
日本vイラク
サウジアラビアv豪州

の対戦で、イラン・日本・中国・豪州が全て勝った場合、FIFAポイントは

イラン:740
日本:568
中国:474
豪州:693

になり、アジアトップのイランを30点にして換算すると、

日本:23.027
中国:19.216
豪州:28.095

となります。

先ほどのクラブポイントと合算します。

日本:53.469 + 23.027 = 76.496
中国:58.893 + 19.216 = 78.109
豪州:50.455 + 28.095 = 78.550

まあ、改と結果は変わらないんですけど、勝っても東アジア四位転落です。

◆以下加筆

東アジア三位も四位も変わらないのですが、三位四位の場合(五位に落ちることはまずない)、

ACLストレートイン:2(J1優勝、天皇杯優勝)
ACLレイオフ:1(J1チャンピオンシップ決勝敗者)
ACLレイオフ予選二回戦:1(J1年間三位)

となります。

ACLレイオフ二回戦は、2017年1月31日、プレイオフは2017年2月7日となります。
なお、この枠は2018年も有効なので、

ACLレイオフ二回戦は、2018年1月23日、プレイオフは2018年1月30日になります。

こわいすね。